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季節のこと、ヒーリングやタロットのこと、
小部屋から届けるちいさなコラムたち。

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手のひらの線は、あなたが歩いてきた道

— 手相は、予言ではなく記録です —

あかるいところで、そっと両手を開いてみてください。 思っていたよりたくさんの線があって、 右と左でぜんぜんちがっていて、 なんだか自分の手じゃないみたいに見えてきませんか。

手相というと、 「生命線が短いと寿命が短い」「この線がないと結婚できない」—— そんな、すこし怖いイメージを持っている方が多いように思います。 だから、見てほしいけれど、悪いことを言われたらどうしよう。 そう思って、こわごわ手を出される方もいらっしゃいます。

でも、手のひらの線は、あなたの未来を決めている線ではありません。 あなたがこれまで、どんなふうに感じて、どんなふうに考えて、 どんな毎日を過ごしてきたか。 その積みかさなりが、すこしずつかたちになったもの。 手相は、予言ではなく記録なのです。

線は、ちゃんと変わっていきます

記録だからこそ、線は変わります。

  • 考えかたが変わったとき
  • 環境が変わったとき
  • 自分を大切にしはじめたとき

数か月で、すっと新しい線が伸びてくることも、 薄かった線がくっきりしてくることもあります。 「決まっているもの」ではなく、 これから書き足していけるものだと思うと、 手のひらを見るのが、すこし楽しみになりませんか。

線の多さは、感じてきた証

こまかい線がたくさん入っている手のひらの方に、よくお会いします。 ご本人は「迷ってばかりだから」とおっしゃるのですが、 わたしはいつも、ちがう見かたをしています。

それだけたくさんのことを感じ取って、 たくさん考えて、ここまで歩いてきたということ。 線の多さは、あなたの感受性の豊かさそのものです。

だから手相を見るときは、 「当たっているかどうか」ではなく、 「わたしは、こう歩いてきたんだな」と受け取ってみてください。

手のひらと、仲良くなる

  • あかるいところで、両手を開いてただ眺めてみる
  • 写真に撮っておいて、数か月後に見くらべてみる
  • 手が冷たいなと思ったら、こすり合わせてそっと包んであげる

手のひらは、こころの状態がいちばん出やすい場所です。 今日ひとつだけ、自分の手のひらに 「ここまでよく歩いてきたね」と言ってあげてくださいね。

対面のセッションでは、この夏から手相ミニ鑑定も添えています。 カードは「いま起きていること」を映してくれますが、 手相は「あなたがどう歩いてきたか」を教えてくれます。 ふたつの角度から見ると、これからの流れが、より立体的に見えてきます。

— Tubasa

残暑のなかで、そっと秋の支度を

— 夏に使ったぶんを、やさしく戻していく —

まだ日差しは強いのに、夕方の風にだけ、ふとちがう匂いがまじる季節。 暦のうえでは、もう秋がはじまっています。 からだはまだ夏のままなのに、季節のほうが先に動いていく—— 八月の後半は、そのずれがいちばん出やすい時期です。

「なんだか疲れが抜けない」「やる気が湧いてこない」 そんなふうに感じていても、あなたが怠けているわけではありません。 夏のあいだ、わたしたちは思っている以上にエネルギーを外へ使っています。 暑さ、強い光、人と会う予定。そのすべてに、静かに消耗しているのです。

夏に使ったぶんを、戻していく

この時期に大切なのは、新しく何かを足すことではなく、使ったぶんを戻すこと

  • 冷たい飲みものを、一日ひと口ぶんだけ常温に変えてみる
  • シャワーで済ませていた日を、週に二日だけ湯船に
  • 眠る一時間前から、部屋の灯りをすこし落とす
  • 予定のない半日を、あえて手帳に空けておく

どれもちいさなことですが、 「戻す」を意識しはじめた日から、からだはちゃんと応えてくれます。

秋は、内側へ向かう季節

春が「動き出す」季節だとしたら、秋は「実らせて、しまう」季節。 外へ向いていた気持ちが、すこしずつ自分の内側へ戻ってきます。

そのとき、春や夏のあいだ見ないふりをしてきた気持ちが、 ふっと顔を出すことがあるかもしれません。 でもそれは、秋がくれたちょうどいいタイミングです。 いま出てきたということは、いまなら受けとめられるということ。

急いで答えを出さなくて、だいじょうぶ。 残暑のあいだは、ただ「そう感じているんだな」と気づいてあげるだけで十分です。

— Tubasa

夏の眠りが浅いあなたへ

— 眠れない夜の、過ごしかた —

暑さのせいで、夜中に何度も目がさめる。 眠ったはずなのに、朝がしんどい。 夏のあいだ、そんなふうに感じている方はとても多いのです。

眠りが浅いとき、多くの方が「早く寝なきゃ」と焦ります。 でも、焦りは、いちばん眠りを遠ざけます。 眠ろうとする力みが、からだをそっと緊張させてしまうからです。

眠れない夜は、休むだけでいい

じつは、横になって目を閉じているだけでも、 からだはちゃんと回復しています。 「眠れていない」のではなく「休んでいる」と考えかたを変えるだけで、 ふっと力が抜けて、そのまま眠りに落ちることもあります。

  • 時計を見ない(何時かを確かめるほど、焦りが増えます)
  • 足首とお腹だけは冷やさないようにする
  • 眠れないなら、いったん起きて数ページだけ本を読む
  • 頭が動いてしまう夜は、浮かんだことを紙に書き出す

朝のひかりで、リズムは戻ります

夜が乱れた日ほど、朝のひかりを浴びることを大切にしてください。 起きてすぐ、カーテンを開けて数分。 それだけで、からだの時計はゆっくりと元の位置に戻っていきます。

眠れない夜が続いても、だいじょうぶ。 あなたのからだは、ちゃんと帳尻を合わせる力を持っています。

— Tubasa

同じカードばかり出るとき

— 繰り返しには、理由があります —

毎日カードを引いていると、 「またこの子だ」と思う日がやってきます。 三日つづけて同じカード。週をまたいでまた同じ絵。 偶然にしては、できすぎているように感じますよね。

こういうとき、わたしはいつもこうお伝えしています。 まだ受け取りきれていないメッセージがあるのだと。

カードは、諦めずに待っています

カードは、こちらが気づくまで、 何度でも同じ絵を差し出してくれます。 急かすのでも、責めるのでもなく、ただ静かに。

だから同じカードが続いたら、 意味を調べ直すより先に、こう問いかけてみてください。

  • この絵を見て、最初に浮かんだ気持ちは何だったか
  • その気持ちから、目をそらしていなかったか
  • 頭では分かっているのに、動けていないことはないか

受け取ったとき、絵は変わります

不思議なもので、 「あ、これのことか」と腑に落ちた翌日から、 ぱたりと別のカードが出るようになります。

繰り返しは、行きづまりではありません。 あなたがもうすぐ気づく、という合図です。

— Tubasa

夏至をすぎたら、すこしずつ内側へ

— 光がいちばん長い日のあとで —

夏至をすぎると、日はすこしずつ短くなっていきます。 これから夏本番だというのに、 光のほうは、もう折り返しているのです。

暦のうえでは、ここが外向きから内向きへの分かれ目。 春から夏至までは「広げる」時期、 夏至から冬至までは「熟させる」時期だといわれます。

広げたものを、育てていく

春に始めたこと、新しく出会った人、動きはじめた計画。 この時期は、それ以上手を広げなくていいのです。 いま持っているものを、じっくり育てるほうへ。

  • 新しいことより、続けていることに手をかける
  • 予定を足す前に、いまの予定を見直す
  • 夕暮れの時間が短くなっていくのを、意識して眺めてみる

陰にかたむく、ということ

「陰」と聞くと暗いイメージがありますが、 東洋の考えかたでは、陰は静けさや実りのエネルギーです。 眠り、休み、内側で熟していく力のこと。

いちばん明るい日を過ぎたら、 すこしずつ、自分の内側に灯りをともしていきましょう。

— Tubasa

初夏のからだとこころ、そっと整える

— 梅雨どきを心地よく過ごすために —

6月の梅雨は、空気が重く、こころまでどんよりしやすい季節。 からだはむくみやすくなり、消化も弱くなる傾向があります。 こんな時期だからこそ、いつも以上に自分に優しく向き合うことが大切です。

この季節に起こりやすいのは、気エネルギーの停滞。 湿度の高さが、からだの中の流れを滞らせ、 それが心のモヤモヤへと繋がっていくのです。

梅雨どきの3つの過ごしかた

停滞を感じたら、まずは意識的に「動かす」ことが重要です。

  • 朝日を浴びて、からだのリズムをリセット
  • 温かいお風呂で、ゆっくりと汗をかく習慣
  • 白い食べもの(大根、豆、お米)で湿気を払う
  • 雨音を聴きながら、瞑想の時間を作る

初夏へ向けての心の準備

梅雨は、春から夏への移行の季節です。 今は「整えて、待つ」時期。 雨のなかで新しい季節が準備されているのだと思うと、 この時期の重さも少し違う意味に変わってくるかもしれません。

— Tubasa

逆位置カードが出ても、怖くない理由

— ひっくり返ったカードの本当の意味 —

タロットを引いていると、時々カードが逆さまに出ることがあります。 多くの方は「あ、逆位置だ。悪いことかな...」と感じるかもしれません。 でも、逆位置は「悪い」ではなく、「違う角度からのメッセージ」なのです。

正位置のカードは「そのもののエネルギーの光」を示しています。 では逆位置は? それは「そのエネルギーの内側の声」を教えてくれるのです。

逆位置の読み解き方

例えば「太陽」が逆さまに出たら。 正位置の太陽は喜びや成功ですが、 逆位置は「その喜びの前にある、小さな悩み」や 「成功を願いながらも、心のどこかにある不安」を映し出します。

  • カードの本質は変わらない
  • ただし、その側面のより深い層が見える
  • それは「課題」ではなく「気づき」

逆位置こそが、最大のギフト

逆位置は、あなたの無意識の部分が 「ここを見てほしい」と優しく教えてくれています。 だからこそ、逆位置が出たときこそ、 カードとの対話が最も深まる瞬間なのです。

— Tubasa

からだの声を聴く、という日々の実践

— 毎日が小さなセッション —

ヒーリングは、サロンでの時間だけではありません。 実は、日常のなかに「からだとこころが癒される瞬間」は、たくさん隠れています。 その瞬間に気づき、大切にすることが、本当の意味での「自分をいたわる」ことなのです。

からだが何かを教えてくれているサインに、気づいていますか? 疲れているのに無視していないですか? 心が「休みたい」と言っているのに、スケジュールを詰め込んでいないですか?

からだの声の聴きかた

  • 朝、目覚めたときの体の感覚に注目する
  • 食べたいもの、飲みたいものを大切にする
  • 疲れたら、その理由を問わずに休む
  • 肩の力が抜ける場所や人を意識する
  • 夜、眠りに落ちる前の心地よさを味わう

毎日を「セルフケア」に変える

からだの小さな声に耳を傾けるうちに、 日常のすべてが「自分を大切にする時間」に変わっていきます。 それが、本来のヒーリングの力だと思うのです。

— Tubasa

春の気の流れ、やわらかく迎えいれる

— 気持ちがふわふわする季節のおくりもの —

桜がゆっくりとほどけていく季節。 春は、自然界が大きく「動き出す」時期です。 土のなかではあたらしい根が伸び、木々はそっと芽吹きはじめ、 川の水も、冬のあいだの凍てつきをゆるめていきます。

わたしたち人間のこころとからだも、おなじ。 冬のあいだに静かに溜めてきたものが、 春のあたたかさと一緒に「動き出したい」とざわつきはじめます。

だから、春は少し不安定になりやすい季節。 なんだかイライラする、理由もなく涙が出る、眠りが浅い—— そんなふうに感じている方は、決してあなただけではありません。

こんな時期だからこそ、やさしく

動き出したい自分を無理に引きとめなくてだいじょうぶ。 でも、急にスピードを上げようとしなくてもだいじょうぶ。 春のエネルギーは、自分のペースで受け取ることが大切です。

おすすめの過ごし方をいくつか。

  • 朝、窓をあけて深呼吸を3回
  • あたたかい白湯やハーブティーをゆっくり飲む
  • ちいさな植物に水をあげる、触れてみる
  • 眠りが浅い夜は、無理に寝ようとせず、本を数ページだけ
  • 週末に20分だけ、ぼーっとする時間を作る

春は、「整える」より「受け入れる」季節。 自分のなかの変化を、やわらかく迎えいれてあげてくださいね。

— Tubasa

タロットとのおつきあい、はじめの一歩

— 占いより、会話のための相棒 —

「タロットって、ちょっとこわい」「当てられるのが苦手」 そんな声を聞くことがあります。 たしかに、テレビなどで見かけるタロットは、 未来をずばり言い当てるイメージが強いかもしれません。

でも、わたしがおすすめしたいのは、もう少しやわらかい使いかた。 タロットを「会話の相棒」として迎えるおつきあいです。

カードは「問いかけ」をくれる存在

タロットを引くと、その瞬間のあなたに必要な絵柄が出てきます。 その絵を見ながら、「これは、いまの自分の何に重なるかな?」と自分に問いかけてみる。 答えを与えてくれるのではなく、問いかけをくれる—— そんな存在として向き合うと、タロットはぐっと身近になります。

こわい絵が出ても、だいじょうぶ

「塔」「死神」「悪魔」——タロットには、ぎょっとする絵もあります。 でも、カードそのものに善悪はありません。 「塔」は、古い自分の崩れと、新しい再生のはじまり。 「死神」は、ひとつの章の終わりと、次の章への移りゆき。

絵の表面ではなく、そのうらがわにある「流れ」や「変化」を受け取ると、 どのカードにもやさしい意味が隠れていることに気づきます。

毎日ひいてみる、という遊びかた

もしタロットを持っているなら、毎日1枚だけ引いてみる、という遊びかたはいかがでしょう。

  • 朝、静かな時間に1枚引く
  • そのカードを、ノートに描くか、写真に撮る
  • 夜、「今日の1日とどう重なったかな」と思い返す

当てる・当てないではなく、 カードを「今日をふり返る鏡」として使うと、 自分のこころのかたちが、すこしずつ見えてきますよ。

— Tubasa

ヒーリング後の過ごしかた

— 受け取ったものを、こぼさないように —

ヒーリングを受けたあと、 「ふわふわする」「眠い」「なんとなく涙が出る」 そんな体感がある方もいらっしゃいます。 これは、からだとこころが、丁寧にいまを調整しているサイン。 心配はいりません。

とはいえ、せっかく整えたあとの時間を、 できるだけやさしく過ごしていただきたいので、 ヒーリング後のおすすめの過ごしかたをお伝えしますね。

まず、お水を一杯

エネルギーの流れが動いたあとは、からだも代謝が上がります。 常温のお水をゆっくり一杯。 カフェインやアルコールは、できれば数時間あけてから。

予定を詰めすぎない

ヒーリング直後に、大きな決断や、人にたくさん会う予定を入れるのはあまりおすすめしません。 受け取ったものが、からだとこころになじむ時間を、すこしだけとってあげて。

ぼーっとしていい時間

  • 散歩をする(遠くへ行かなくてOK)
  • お気に入りの音楽を聴く
  • 早めに眠る
  • あたたかいお風呂にゆっくり浸かる
  • 日記やノートに、ふと浮かんだ言葉をメモする

「いつもなら効率的じゃない」時間の使いかたを、 あえて選んでみてください。 それが、ヒーリング後のいちばんのご褒美になります。

翌日〜数日間の変化

ヒーリング後は、夢が鮮やかになったり、忘れていた記憶がふっと浮かんだり、 ちいさな気づきが続いたりすることも。 それも変化のプロセスの一部です。 怖がらずに、「ふうん、そういうこともあるのか」と、やわらかく受け取ってください。

気になる体感が続くときは、いつでもご連絡くださいね。 1週間以内はメッセージで、そっとサポートしています。

— Tubasa

生命線は、寿命の線ではありません

— いちばん誤解されている線のこと —

手相のなかで、いちばん多く質問をいただくのが生命線です。 そして、いちばん誤解されているのも、この線です。

「生命線が短いから、長生きできない」—— そう思い込んで、ずっと不安を抱えてきた方にお会いすることがあります。 でも、それはちがいます。 生命線は、寿命を示す線ではありません

生命線が伝えているもの

生命線が教えてくれるのは、 あなたの体力の質や、生きるエネルギーの流れかたです。

  • 長さ … その人のスタミナの持続のしかた
  • 濃さ … 気力の強さ、回復のはやさ
  • ふくらみ … エネルギーの余裕、おおらかさ

短い生命線の方は、短く生きるのではなく、 一点に集中して力を使うタイプであることが多いのです。 休むときはしっかり休む。そのほうが、ずっと力を発揮できます。

線は、育てていけます

生活を整えると、生命線が濃くなったり、 枝分かれした支線が伸びてきたりします。 よく眠り、よく食べ、自分を大切にした時間は、 ちゃんと手のひらに刻まれていくのです。

だから、いまの線に一喜一憂しなくてだいじょうぶ。 線は、これから書き足していけるものですから。

— Tubasa

立春のあとに、なぜか疲れるわけ

— 春のはじまりは、ゆらぎの時期 —

暦のうえでは、二月のはじめにもう春がきています。 それなのに、この時期に体調をくずしたり、 気持ちが落ちこんだりする方が、とても多いのです。

寒さはまだ続いているのに、 自然界のほうは、もう動き出す準備をはじめています。 地面の下では根が動き、木々は芽のなかで色を育てている。 そのエネルギーの切り替わりに、からだが追いつかないのです。

ゆらぎは、不調ではありません

この時期の不安定さは、変わろうとしているサイン。 止まっていたものが動きはじめるとき、 どんなものでも、いちどガタガタと揺れます。

  • 寒さ対策は、まだゆるめないでおく
  • 決断が必要なことは、できれば春分すぎまで待つ
  • 気持ちが乱れた日は、理由を探さずに早く眠る

まだ、準備の季節

立春は「春になった日」ではなく、「春がはじまる日」。 本格的にひらくのは、もうすこし先です。

いまはまだ、土のなかで根を伸ばしている時期。 目に見える成果がなくても、ちゃんと進んでいます

— Tubasa

「愚者」から始まる、というやさしさ

— 何も持たずに、歩き出していい —

タロットの大アルカナは、「愚者」から始まります。 番号は0番。ちいさな荷物をひとつだけ持って、 足もとも見ずに、崖のふちを歩いている青年の絵です。

はじめてこのカードを見たとき、 「危なっかしいな」と思う方が多いかもしれません。 でも、この絵にはとても大切なことが描かれています。

準備が整っていなくても、始めていい

愚者は、地図も持っていません。装備もありません。 それでも歩き出しています。 つまりこのカードは、「整ってから始める必要はない」と伝えているのです。

わたしたちはつい、こんなふうに考えます。

  • もっと勉強してから
  • もっと自信がついてから
  • もっといいタイミングがきてから

でも、その「もっと」は、たいてい永遠にやってきません。

0番だから、どこへでも行ける

愚者の番号が0なのは、 まだ何にも決まっていないということ。 1にも、10にも、これからなれるということです。

何者でもない自分を、恥ずかしく思わなくていい。 タロットの物語は、そこから始まるようにできています。

— Tubasa

冬のからだは、ためこむ季節

— 動けない自分を、責めないで —

一月の後半は、一年でいちばん寒さがきびしい時期。 朝、布団から出られない。 何もしていないのに疲れている。 そんな日が続いていませんか。

冬は、自然界の生きものがみんな動きを止める季節です。 木は葉を落とし、動物は眠り、土は静かに休んでいます。 わたしたちだけが、冬も同じ速さで動こうとしている—— しんどくなるのは、当然のことなのです。

ためこむことは、悪いことではありません

冬は「出す」季節ではなく「ためる」季節。 体重がすこし増えるのも、眠くなるのも、 気持ちが内向きになるのも、からだが正しく働いている証拠です。

  • 首・手首・足首の三つの首を、必ずあたためる
  • 根菜や汁ものなど、火の通ったものを選ぶ
  • 予定は、いつもの七割くらいに減らしておく
  • 眠くなったら、昼でも十五分だけ目を閉じる

春に動くための、たくわえ

いま静かにしているのは、怠けているのではありません。 春に芽を出すための力を、内側にためている時期です。

ためた分だけ、春に動けます。 だから今は、安心して縮こまっていてくださいね。

— Tubasa

一年のはじまりは、ゆっくりでいい

— 「今年こそ」に、急かされないために —

年があけると、あちこちから 「今年の目標は?」という言葉が聞こえてきます。 まだ気持ちが追いついていないのに、 世の中だけが先に走り出しているように感じませんか。

でも、自然を見てみると、一月はまだいちばん深い眠りのなかです。 木も、土も、動物も、動き出してはいません。 暦のうえの新年と、いのちのリズムの新年は、 すこしずれているのです。

本当のスタートは、もうすこし先

東洋の考えかたでは、一年の切り替わりは立春——二月のはじめごろ。 さらに、本格的に動き出すのは春分をすぎてからです。

つまり一月は、助走の時期。 いま全力で走り出さなくても、まったく遅れていません。

  • 目標を立てるより、去年の自分をねぎらう
  • やりたいことを、思いつくままメモしておくだけ
  • 寒い日は、あたたかくして早く眠る

「今年こそ」に、疲れてしまう前に

「今年こそ変わらなきゃ」という言葉は、 いまの自分を否定するところから始まってしまいます。

そうではなく、 「今年も、すこしずつ」くらいがちょうどいい。 ゆっくり始めたものほど、長く続いていきますから。

— Tubasa

— coming soon —

これからも、すこしずつ

月ごとの月齢メッセージや、
タロットのカード解説、季節のお便りなど、
ゆっくりと書き足していきます。

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